2日目 自力でアユタヤ観光

朝、起きると、一番にメールチェック。TTDからのメールは「人数が集まらなかったので、キャンセルとなりました。返金するか、代替え案として、英語ツアーに変更することができます。その場合は前日21:30までに連絡ください。なんどもお電話しましたがつながらず・・・」という内容でした。電話は、登録したのは日本simの番号。タイsimに代えてしまったので、とーぜんつながらないよね。せっかくの代替え案もあったのに、「連絡がないので、キャンセルしました。後日返金いたします。」とのことでした。休日だし、数少ない?日本語ツアーだから、なくなると思ってなかったよ。甘かったねー。当初、英語ツアーでもいいかなーと思っていたので、メールをチェックしていれば、英語ツアーに変更したのにー。と悔やんでもしゃーない。どーするか。

まずは、朝ご飯に行こう。

バイキング方式。部屋番号を伝えて、まだ人が少なかったので、庭のプールが見える席に座る。人はいないが、卵料理をクッキングしてくれるスペースがあったので、頼んだ。スクランブルエッグでいろいろ具が選べる。ベトナムを思い出すわ。

タイ料理のおかずも少しあって、んーまあ、少な目かな。ぜいたく言ってしまった。

さて、部屋に戻り、支度は、アユタヤツアー用の支度になっていたので、傘をいれたり、少し荷物も変えなければ。集合場所でツアーに合流できなかったら、一人、電車で行こう、と少しは電車で行く方法を見たりしていたのだが・・・

電車の時間・・・スマフォちょー便利です。9:30ファランボーン発の電車で、アユタヤまで行ける。そのあとは、たぶんバーンスー駅から急行だか、特急だかが出てるはず。9:30発をめざそー。その時すぐ出発すれば間に合ったのだが、えっとー置いていくものは・・スーツケース、やはりチェーンキーで椅子にくっつけておこう。などとやっているうちに、遅くなった。今日も天気は良さそう。けど予報は雨なんだよねー。

なんか、あんまりあせらず、間に合わないかもーと思いながらホテルを出た。乗り継ぎもあるし、なにせはじめての場所。でも、とりあえず迷わず、最後のMRTファランポーン駅からアユタヤへ行く国鉄ファランポーン駅までも、転ぶのは嫌なので走らず、行った。

ちょーど9:30って感じ。窓口で、アユタヤ1枚って言ったら、ないよ。もう出たって言われたんだっけ、忘れた。まーそうだよな。と思ったら、入口あたりにいた女の駅員さんに叫んで、アユタヤ―とか。そーしたらまだ出ていない。早く。と言われて、あわてて切符を買い、16バーツ。20バーツ札をだしたんだっけ、おつりとチケットを握りしめてかけた。といっても目の前。すぐに一番後ろに乗り込んで出発。乗り込むと、誰に言われたんだか、まっすぐ行けとのことで、ずんずん奥に進む。乗り込んだ一番後ろは対面式のシート。次の車両も。それをすぎると、通勤シート。車両の間にトイレがあった。ふと時計をみると9:35。ありがとうございました。ちょっと遅れていて、ちょっと私のために遅れてくれたのね。

切符を買った窓口のすぐ横が、ホームの入口で、入口はいったすぐ正面がアユタヤ行の列車のホーム。偶然というか、ラッキーが重なって、駅員さんたちのやさしさもあって、無事、予定?どうり。いやー感謝です。一息ついて、トイレへ。紙はなかった。

暑い、けど風がはいってくるので、しのげる。駅に止まると、もの売りの人が乗ってくる。べつにしつこくもなく、ごく普通に、売り歩いてる。お腹はいっぱいだし、水も急遽いっぱいだし。ツアーに参加すると、水が1本配られるので、昨日はミニボトル1本でいいや、と用意しなかったんだけど、もう1本ペットボトルを持った。ので、車内販売は、ながめていただけ。

アユタヤ近く、11時過ぎになると、おベント的なものもやってきた。カオマンガイパッタイ?お腹すいてないけど、帰りは、これを買って車内で食べたいなー。

バーンスー駅では、しばらく止まっていた。なんか近代的な駅舎。新しー感じ。

最初、がらがらだったけど、人が乗ってきて、車掌さんみたいな人が、ここに座れ、ここは詰めて、などと指示していた。立っている人少しって感じで11:40アユタヤ到着。

となりに日本人の女の子2人が座ってて、川を渡ってから自転車借りよう、と話していた。まあ多くの人が降りるだろうと、のんびりアユタヤの切り抜きをみたり、車窓をみたりしていた。ずっと都会の住宅地って感じの車窓で、やっとアユタヤ近くになって田舎かなーっていう車窓になった。

わたしも川をボートで渡り、チャリ?あぶなそーなら歩こうかな?どこか1か所、遺跡が見れれば良しとしよう。歩いたら30分ぐらい、という情報。トゥクトゥクかー?声をかけられて、いくらまでならOKとするか?400?でも一人なので500までだな。と心を決めて、降りた。大きめの駅。荷物預けも有料トイレもある。お店も。

出て、まっすぐ進むと川のボート乗り場のはず。ちょっとにぎやかな通り。食べ物屋さんもあるが、今は食べる気ない。

ずんずん進むが、あれ?ぜんぜん声かけられない。まあ、まっすぐ行きましょう。とやっともう少し、というところで、声がかかった。トゥクトゥクおじさん。一覧表をもっていて、遺跡とぞうライドで、3時間900バーツ。特別に700だっけかな、最初。でいいよ。川の向こうはノートゥクトゥクだよ、と言っていた。んーちょっと一緒に進んで歩いて、立ち止まる。ン―高い。いくらならと言われて、300と言ってみた。驚かれて、ともかくもう少しで船乗り場なので、ボートで行く気まんまん。

じゃ600と言われて、いいわ、じゃなくてNoサンキューで、また歩く。交渉。ん-、500ならOK乗るといったら、だめって、じゃいいや、とまた歩き出したら、わかったそれで500でOK。で乗ることにした。この駅周辺にいるトゥクトゥクの人なら、突然、どっかに連れていかれる人もいないだろうし、安全でしょう。紙に書いて、いくところも紙に書いて。ぞうライドは行かずに遺跡のみと言った。3:35の電車で帰ることもわかっていて、遺跡は5か所回るそうだ。あともうちょっとで、ボート乗り場だったんだけどなー。ボートは、また次回。結果、とってももらくちんでした。

日本人は、「暑い」を連発するんでしょーね。この人だけじゃなく、やたらと日本語で

「暑い」と言われたよ。運転席があって、その後ろの荷台に、椅子と幌がついていて、そこにすわるのだ。けっこうなスピードで、なんかにつかまってた方が良い、らしいが、確かに。そのままのスピードでカーブしたりするので、へたしたら外に飛びだしちゃう。

つちぼこりと排気ガスまじりの風をあびながら、トゥクトゥクは走るのであった。

どーいうシステム?最初の遺跡WatYaiChaiMongkonに着くと、入場料は20バーツだよ、と教えてくれて、20分、30分くらいOK。じゃ20分後に戻ってくるね、と場所を確認。トゥクトゥクの良いところ。入口すぐの所に止まっていてくれる。観光バスとかだと、こーは行かないね。とおもったよ。入口、窓口、誰もいない。ので、そのまま中へ。結局20バーツは、どこではらうんだったんだ?

次は、WatMahathat.アユタヤと言えばここ。木の根に取り込まれてしまった仏頭。


ビルマ軍に破壊され、頭のない仏像群。破壊の跡が、生々しく、時が流れているんだなーとしみじみ。この仏頭と木の根がぽつんと、敷地内に残っていて、たくさんの旅行者が集まっていた。入る前にお土産屋さんがあり、思わず孫のための服に目が行く。かわいいのがいっぱい。結局、荷物が増えるのに、帰りに買ってしまった。まだ昨日は観光地にいっていないのでわからず、わざわざここで買ってしまった。同じものがバンコク市内でも同じ値段で売っていたよ。入場料は50B。ちゃんと窓口が開いていた。

次はWat Ratchburana 。ワットマハタ―トのすぐ近くにあると言っていて、すぐ到着。すぐ近くに見えていた大きな塔がそれでした。ここまでくると、システムというか、どう行動すればよいかがわかって、のんびりと見学。塔の上の方まで登れるか、というとそーでもなく、最初のワットチャイモンコンぐらいだったな。なので、足がもつか・・・と心配したけど、ほぼ平行移動でダイジョブだった。良い天気で暑い。日傘をかしてくれる遺跡もあったし、日傘代わりにもなる傘を持っていたけど、荷物になるので、ぼうしだけかぶり見学。けっこう焼けたかも。ユニクロのUVパーカーは着てたよ。次は WatPhraSriSanphet。50B。戻るとトゥクトゥクのドライバーさんが次はここ、ってガイド写真をもちながら説明してくれる。と日本語「暑い」を連発。ゾウライドがあれば、ここでゾウライドだったみたい。すぐ近くにエレファントキャンプがあり、たくさんのゾウさんがいた。ゾウさんにのって観光している人も多数。

3人の王の遺骨が納められた3基のセイロン様式のチェーディー(2基しか写ってないが・・・)

どの塔も細かな彫刻がほどこされていて、みごと。

あまりに暑くて、屋台でコーラを買った。ビンコーラをコップに入れてくれる。氷はなしにした。40B。観光地値段だね。一気にのみほし、トゥクトゥクに戻る。と、冷たーいペットボトルの水をサービスしてくれた。すっごく冷たくて、飲んだばかりだけど、思わず開けて少し飲んだ。

最後は、WatLokayasutha。少し走りました。遺跡公園のはじにある、寝釈迦仏。1956年に復元されたものだそうです。でっかいけどポツンとでんっと寝ている。外だからか、痛みがはげしい。

まだ時間はあるが、ここではこれのみ。でトゥクトゥクに戻り、駅へ戻りますと、駅へ。3時15分ほど前に駅に到着。ほぼ3時間。約束の500Bをわたし、プラス50って思ったけど50B札がなかったので、20B札を2枚。あなたへ、と言って渡した。

まあ安く済んだんではないでしょうか。乗りたかったトゥクトゥクの旅がたのしめたので、満足でした。

お腹は・・・すいてない。暑くて、食べる気もない。駅の窓口で切符を買い、電車を待つ。窓口で20B、と言われ、なんか表みたいのをみせてくれたけど、帰りは快速なのね、と、かってに理解して切符を買った。なんか、軽くたべれるもの・・とさがしたが、やはり特に食べたい物なし。コンビニなどで売ってる棒つきアイスを20Bで買い、食べて電車を待つ。他の所に行く電車も走っているし、時間どうりではないし、人もいっぱい。なんとなーく、で出発時間が少しすぎ、旅行者っぽい人がたくさん隣のホームに移動したので、わたしも線路をわたってホームへ。駅員さんに切符を見せて、今ここにくる電車でいいのか、聞いたつもりが、ホームの前の方だということ。電車がきて乗り込み。けっこうわーっとたくさん乗ったので、とりあえず座った。駅員さんが教えてくれたとこは、対面式座席の車両。なんかエアコンもきいてる?すると、なにやら旅行者の人に話しかけられ、わけがわからなかった私だが、切符に座席番号が書いてあり、そこはその人の座席。で、はなれて、落ち着いてよく見てると、しんせつな地元のおばさんが、若い男の子に、あんた教えてあげなよ風な感じで、でもその男の子も英語がしゃべれるふうでもなかったけど、私が理解して、番号があそこ(上の方に小さなボードがあった)に書いてあるのね。と確認してコップンカーといって、自分の席へ。荷物が置かれていたが、すぐどけてくれて、無事自分の座席に座った。ぜんぜん理解してなくて、切符もよくみてなかったよー。座席指定の車両なのだが、最後まで、ずっと立っている人も居たよ。とにかくエアコンの車両がいい、という人なのかな?

物売りの人は、情報どうりエアコン車両には現れませんでした。そう、急行の1等だか2等だかの切符を買ったんだったのね。ほんとに、今回の旅は、ハラハラドキドキあせあせせずに、国内1人旅なみの感覚でいるなーと改めて思ったのでした。