3.雨のソウル

予報どうり雨。旅行中は、雨の予報。

なのに、荷造りがギリギリで、雨対策がほぼなし。簡易的な折りたたみ傘を持ってきただけ。スニーカーが水浸しになった時のためにサンダル、と考えたのに持ってこなかった。昨日も長い傘を探したが、持ち手がまっすぐの傘か、小さい傘しか見つからず。

折りたたみ傘を持って出発。

まずは、昌徳宮へ。世界遺産だよ。

けっこうな雨。だがそれなりに観光客はいた。足元に注意しながら観光。

「昌徳宮は、李氏朝鮮第3代王太宗が1405年に建てた離宮」だそうです。

豪華ですね。日本と同じ木の建物です。

その後、雨の中、近くの北村韓屋村へ。

かつては王族や官僚らが暮らす高級住宅街のエリア。昔ながらの街並みが見られるのだが、住宅街で、普通に人が住んでいる。ここ、この通り。とわかっているのかと思ってたら、おおざっぱに、この辺。ガイドブックに載っているのは、この辺。などと、けっこうな広範囲。うろうろして、とりあえず、昼食を食べようと、値段が出ている店に入って、ビビンパを食べた。さて、仕切り直し。インフォメーションセンターに行こう。と歩き出したが、なんかない。町案内をしているガイドさんがいて、腕に「日本語」「英語」などの腕章を巻いている。「日本語」の女の子に声をかけたら、インフォメーションは、なくなったらしく、地図をくれ、口頭で、今日は、こことここが公開していますよ。と教えてくれた。けっこうな坂もあり、歩く歩く。雨の中、写真をとりつつ見学。2か所、中に入って見学したけど、無料でした。

今度は、東大門へ移動。またまた乗り換え大変。バスを使おう、と考えたが、まったくハングルがわからんのに、それは不可能。けちなのでタクシーも乗らず。あと、ぼったくられようが、違うところに連れて行かれようが、まったくわからん。ので、やめた。

で、地下鉄です。表示をみながら、歩いていけばよいので、観光客にはよい。が、足に問題をかかえた人には大変。

ソウルの地下鉄は深い。乗り換えも複雑で長い。主だった駅以外は、意外と階段が多くて大変。あっという間に私は膝というか足にきてしまい、痛い!

なにか杖代わりになるもの、と考えて、今回の旅行でスーツケースを買おうと思っていたので、ちゃんと確認せず、買ってしまった。これで杖代わりができたー、としばらくあちこち歩き、ふと冷静になったら、違う!高いのを買ってしまった!サイズが違う!小さいのだ。なにやっているんだかなーまったく!もう使ってしまったよ。代えられない。

ジュースやさんに入り、コーヒータイム。市場で200₩のTシャツや、500₩のシャツを買い、東大門市場を、反省しながら楽しんだ。東大門デザインプラザが、思った以上に面白かった。


ザハ・ハディドさんデザインの建物自体もユニークで、現代アートの展示や、科学館のような施設があり、すべて無料なのだ。雨の日は、ここで1日遊ぶのも良いかも。夕食の時間になり、その地下街で、夕食。エビフライのきんぱとプルコギ。おやすく上がりました。ここにあったセブンイレブンで、普通の柄の長い傘を見つけた。8000₩。買いました。これで明日からの杖が手に入った。